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ピロリ菌について

ピロリ菌とは

ピロリ菌という言葉を最近よく聞きますが、ピロリ菌は胃の中に感染し、潰瘍・十二指腸潰瘍や胃癌と深い関係あがると言われています。胃の中は強い酸性に保たれているため、生物は住みつくことができない・・・と考えられていました。しかし、1980年代に胃粘膜の中に生息する「ピロリ菌」の存在が明らかとなり、この菌によって胃炎や胃潰瘍などが引き起こされていることがわかったのです。日本では約6,000万人がピロリ菌に感染していると考えられています。

ピロリ菌の感染経路

ピロリ菌の感染経路は未だはっきりとはわかっていませんが、口を介した感染(経口感染)が大部分であろうと考えられています。
大部分の人は幼少期において、保菌している親との濃密な接触(離乳食の口移しなど)、あるいは糞便に汚染された水、飲料水や食品を介した感染により、胃の中にピロリ菌を持っていると言われています。

ピロリ菌による病気

十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍とは、十二指腸の入り口である球部の壁が傷つく病気です。主にストレスによる胃酸過多によって、球部の粘膜が傷つけられることで発症しますが、最近ではヘリコバクター・ピロリという細菌が、十二指腸潰瘍の発症や再発に深く関係していることが指摘されています。

胃癌
ピロリ菌をもっている人は、持っていない人に比べて、胃がんのリスクを3~6倍も高めます。胃がんは胃に悪性腫瘍ができる病気で、日本人のがんによる死亡率第2位です。胃がんで命を落とす人は年間約4万人とされ、男女ともに注意すべきがんの1つといえるでしょう。

慢性胃炎
日本でもっとも多くみられる胃の病気が慢性胃炎です。慢性胃炎は、胃粘膜にある胃液分泌線が萎縮(いしゅく)した状態であると定義されています。そのため胃酸の分泌が低下し、胃全体の働きが悪くなります。
食事、薬、アルコール、アレルギー、その他の病気(甲状腺機能低下症、糖尿病、鉄欠乏性貧血など)など、慢性胃炎の原因はさまざまです。最近ではヘリコバクター・ピロリという細菌が、慢性胃炎の発症や再発に深く関係していることが指摘されています。

検査方法

ピロリ菌の検査には、内視鏡を使う方法と、内視鏡を使わない方法があります。

内視鏡を使う方法

内視鏡を使わない方法

ピロリ菌の治療法

消化性潰瘍と診断された方に対してピロリ菌の検査が行われて、陽性の方に対して治療がなされます。最初に用いられるのがプロトンポンプ阻害剤+アモキシリン+クラリスロマイシンを1週間投与する3剤併用療法です。近年クラリスロマイシンに対する耐性菌が増加して、除菌治療の成功率は80%以下に低下しており、一回目の治療に無効な場合、クラリスロマイシンをメトロニダゾールに代えて再除菌する方法を行います。また現在のところ保険適応外ですが2回の除菌に不成功であった場合の、3次除菌法が現在様々な施設で検討されております。

※消化性潰瘍、胃がん治療後以外の除菌は自費治療となります。